traceAI
traceAI:AIアプリケーションのためのOpenTelemetry準拠オープンソース観測プラットフォーム
traceAIは、OpenTelemetryをベースにしたAIアプリケーション向けのオープンソース観測フレームワークです。LLMの呼び出し、プロンプト、トークン使用量、エージェントの意思決定など、AIワークフローの全ステップを可視化します。特定のベンダーに依存せず、DatadogやGrafana等の既存ツールと連携可能。Python、TypeScript、Java、C#に対応し、50以上の主要AIフレームワークをサポートします。
2026-04-03
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traceAI 製品情報
traceAI:AIアプリケーションのための究極のオープンソース観測フレームワーク
AIアプリケーションの開発において、複雑なエージェントの挙動やLLMの呼び出しプロセスを完全に把握することは困難です。traceAIは、この課題を解決するために設計されたOpenTelemetryベースのオープンソース観測フレームワークです。
traceAIを利用することで、すべてのLLM呼び出し、プロンプトの内容、トークン消費量、ベクトルデータベースの検索ステップ、そしてAIエージェントの最終的な意思決定に至るまで、構造化されたトレースとして記録・分析することが可能になります。
What's traceAI? (traceAIとは)
traceAIは、AIアプリケーションに特化した可視化ライブラリです。業界標準である**OpenTelemetry (OTel)**を採用しているため、新しいダッシュボードを導入したり、特定のベンダーに縛られたりする必要はありません。
traceAIがキャプチャしたデータは、Datadog、Grafana、Jaeger、Future AGIといった、既存のOTel互換バックエンドへ直接送信できます。Python、TypeScript、Java、C#といった主要な4言語をサポートし、50以上のAIフレームワークに対してゼロ構成での計測(インストルメンテーション)を提供します。
traceAIの主な特徴 (Features)
traceAIは、本番環境での利用に耐えうる強力な機能を備えています。
- 標準化されたトレーシング: AIのワークフローを一貫性のあるOpenTelemetryのスパンと属性にマッピングします。
- ゼロ構成セットアップ: 最小限のコード変更で導入可能なドロップイン・インストルメンテーションを実現しています。
- マルチフレームワーク対応: Python、TypeScript、Java、C#にわたる50以上の統合機能を搭載しています。
- ベンダーに依存しない: あらゆるOpenTelemetry互換バックエンドで動作するため、既存の監視インフラを活用できます。
- 豊富なコンテキストキャプチャ: プロンプト、補完結果、トークン数、モデルパラメータ、ツール呼び出しなどを詳細に記録します。
- プロダクションレディ: 非同期サポート、ストリーミング、エラーハンドリング、パフォーマンス最適化が施されています。
traceAIの使い方 (How to Use)
各言語での基本的な導入方法は以下の通りです。
Pythonでのクイックスタート
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インストール
pip install traceai-openai -
アプリケーションへの組み込み
import os from fi_instrumentation import register from fi_instrumentation.fi_types import ProjectType from traceai_openai import OpenAIInstrumentor import openai # トレーサープロバイダーの登録 trace_provider = register( project_type=ProjectType.OBSERVE, project_name="my_ai_app" ) # OpenAIの自動計測を有効化 OpenAIInstrumentor().instrument(tracer_provider=trace_provider) # 通常通りOpenAIを使用するだけで、自動的にトレースが生成されます
TypeScriptでのクイックスタート
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インストール
npm install @traceai/openai @traceai/fi-core -
計測の設定
register関数を使用してプロジェクトを登録し、OpenAIInstrumentationを初期化することで、自動的にAPI呼び出しを追跡します。
JavaおよびC#の対応
- Java: JitPack経由で依存関係を追加し、
TraceAI.init()を呼び出すことで利用可能です。 - C#: NuGetから
fi-instrumentation-otelをインストールし、FITracer.Initializeで初期化します。
traceAIの活用シーン (Use Case)
traceAIは、以下のような高度なAI開発シーンで威力を発揮します。
- デバッグとトラブルシューティング: AIエージェントがなぜ誤った判断をしたのか、どのステップでエラーが発生したのかを詳細なトレースから特定します。
- コスト最適化: モデルごとのトークン使用量を正確に把握し、プロンプトの効率化やコスト削減に役立てます。
- パフォーマンス監視: LLMの応答待ち時間や、ベクトルデータベースの検索時間を可視化し、システム全体のボトルネックを解消します。
- コンプライアンスとログ記録: モデルに送信されたプロンプトと応答の履歴を構造化データとして保持し、監査や品質管理に利用します。
よくある質問 (FAQ)
Q: traceAIを使用するために新しいダッシュボードを導入する必要はありますか?
A: いいえ、必要ありません。traceAIはOpenTelemetryをベースにしているため、DatadogやGrafanaなど、すでにお使いのOTel互換ツールをそのまま利用できます。
Q: どのようなAIフレームワークをサポートしていますか?
A: LangChain、LlamaIndex、CrewAI、AutoGen、Spring AIなどの主要なフレームワークに加え、OpenAI、Anthropic、Google Vertex AI、MistralなどのLLMプロバイダー、さらにPineconeやChromaDBなどのベクトルデータベースも幅広くサポートしています。
Q: ストリーミングレスポンスには対応していますか?
A: はい、対応しています。個別のチャンクとデルタトラッキングを含め、ストリーミング出力も正確にキャプチャします。
Future AGIチームによって丹精込めて構築されました。
詳細なドキュメントや最新情報は、公式サイトおよびGitHubリポジトリをご確認ください。








