display.dev
display.dev: AIエージェントのHTML成果物をSSO保護下で安全に公開・共有するエンジン
display.devは、ClaudeやCursor等のAIエージェントが生成したHTML、ダッシュボード、ドキュメントを企業の認証(SSO)付きで即座に公開できる「Gated Publishing Engine」です。スクリーンショットやセキュリティリスクのある公開URLを使わず、1つのコマンドでチーム専用の永続URLを発行。インラインコメント機能により、エージェントとの双方向なフィードバックループを実現します。
2026-05-14
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display.dev 製品情報
display.dev:AIエージェントの成果物を社内限定で安全に公開・共有する「Gated Publishing Engine」
現代のAIエージェントは、驚くほど高機能なHTMLレポート、インタラクティブなダッシュボード、そして詳細なドキュメントを日々生成しています。しかし、それらをチームで共有しようとすると、セキュリティや利便性の壁にぶつかることが少なくありません。**display.dev(ディスプレイ・デブ)**は、こうした「AIエージェントの成果物共有」における課題を解決するために設計された、企業認証(SSO)付きの公開エンジンです。
AIエージェントが生成したファイルを一つのコマンドでアップロードし、GoogleやMicrosoftの企業アカウントを持つメンバーだけに限定して安全に公開することができます。本記事では、display.devの機能や使いかた、そしてなぜこれが次世代のAIワークフローに不可欠なのかを詳しく解説します。
display.devとは?
display.devは、AIエージェントが生成したアーティファクト(HTML、JS、CSSを含む成果物)を、企業の認証ゲート(Gated)の背後で公開するための専用エンジンです。エージェントが作成した美しいレポートやツールを、社外秘の情報を守りながら、チームのSlackやNotionにURL一つで貼り付けることが可能になります。
共有における「負の連鎖」を断ち切る
これまで、AIエージェントの成果物を共有するには、以下のような妥協が必要でした。
- スクリーンショットをSlackに貼る: インタラクティブ性が失われ、動かない静止画になってしまいます。
- HTMLファイルを直接送る: 受け取り手はファイルをダウンロードして展開しなければならず、手間がかかります。
- ツールの「公開」ボタンを押す: 誰でも見られる公開URLになってしまい、機密情報が含まれる場合には使えません。
- GitHub PagesやVercelを利用する: 認証(SSO)を追加するだけで月額数百ドルの追加費用が発生したり、複雑なデプロイパイプラインの設定が必要だったりします。
display.devは、これらの問題を「1つのコマンド、1つのリンク、そして企業のSSO」という極めてシンプルなアプローチで解決します。
display.devの主な特徴
display.devは、単なるファイルホスティングサービスではありません。AIエージェントとのコラボレーションに最適化された、数多くの強力な機能を備えています。
1. 企業向け認証(Google + Microsoft SSO)
閲覧者は、使い慣れたGoogle WorkspaceやMicrosoft 365のアカウント、あるいはワンタイムパスワードを使用してサインインします。IT部門への申請や新しいアカウント作成は不要です。リンクをクリックするだけで、組織内の人間だけが安全にアクセスできます。
2. インラインコメントと双方向フィードバック
公開された成果物には、チームメンバーが直接インラインコメントを残すことができます。さらに、AIエージェントはMCP(Model Context Protocol)を介してこれらのコメントを読み取り、内容を修正して、同じURLのまま成果物を更新することが可能です。これは「一回きりの出力」ではなく、生きたドキュメントとしてのワークフローを構築します。
3. わずか15秒での迅速な公開
ターミナルから dsp publish ./file.html と入力するか、Claude Desktopなどで「これをチームに公開して」と伝えるだけです。Gitリポジトリの作成も、デプロイパイプラインの構築も必要ありません。
4. 高いHTML再現性
JavaScript、CSS、そしてD3.jsなどを用いた複雑なチャートも、エージェントが作成したそのままの状態で動作します。Markdownファイルも、スタイルが整った美しいHTMLへと自動的に変換されます。
5. ビューワー数無制限のフラット料金
多くのエンタープライズツールとは異なり、閲覧者数に応じた従課金はありません。10人で共有しても1,000人で共有しても、コストは変わりません。プロプランなら月額49ドルの固定料金でSSOと無制限の閲覧環境が手に入ります。
display.devの使いかた(How to Use)
display.devのワークフローは、ファイル作成からフィードバックまでわずか4つのステップで完結します。
- 成果物の生成 (Generate) Claude Code、Cursor、Codexなど、お好みのAIエージェントを使用してHTMLやMarkdownの成果物を作成します。
- 公開 (Publish)
ターミナルで
dsp publish ./file.htmlを実行するか、Claude Desktopなどのツール内で「publish this to my team」と指示します。即座に永続的なURLが発行されます。 - 共有 (Share) 発行されたURLをSlack、メール、Notionなどに貼り付けます。チームメンバーは企業のメールアドレスでサインインするだけで、内容を確認できます。
- コメントと改善 (Comment and iterate) メンバーが成果物上にコメントを残すと、エージェントがそれを読み取って修正を加え、同じURLに再公開します。このループにより、成果物の質が急速に向上します。
主なユースケース
display.devは、以下のようなシーンで最大の効果を発揮します。
- AIエージェントによるコードレビュー報告: インタラクティブなレポートとしてチームに共有。
- データ分析ダッシュボード: エージェントが生成した最新の統計データを、セキュアな環境で経営層へ提示。
- デザインプロトタイプ: 動作するHTMLプロトタイプを、SSO保護下でクライアントや社内関係者に確認。
- 技術仕様書(Specs): エージェントと協力して作成したドキュメントを、コメント機能を使ってブラッシュアップ。
対応ツール
- Claude Code
- Cursor
- Codex
- Claude Desktop
- Cowork
- その他、HTMLファイルを生成できるあらゆるAIエージェントやツール
競合サービスとの比較
100人のメンバーとSSO経由で1つのHTMLファイルを共有する場合の月額コスト比較です。
| サービス名 | 月額コスト | 特徴・備考 | | :--- | :--- | :--- | | display.dev Pro | $49 | SSO標準対応、CLI/MCP対応、ビューワー無制限 | | Vercel Pro + SSO | $320+ | Git連携必須、SSOは高価なアドオン | | Cloudflare Pages | ~$700 | シート単位課金、CLI公開が煩雑 | | GitHub Pages | $2,100 | Enterprise Cloudが必要、閲覧者にGitHubアカウント必須 |
display.devは、特定のプロバイダーにロックインされることなく、低コストでエンタープライズグレードのセキュリティを提供します。
よくある質問(FAQ)
Q: 閲覧者もdisplay.devのアカウントを作成する必要がありますか? A: いいえ。閲覧者は既存のGoogleやMicrosoftの仕事用アカウントでサインインするだけです。特別なアカウント作成やITチケットの作成は不要です。
Q: Claudeの標準の「Publish」ボタンとは何が違いますか? A: Claudeの標準機能は公開URL(誰でも見られるリンク)を発行しますが、display.devは企業認証(SSO)をかけることができるため、機密情報を扱う業務でも安心して利用できます。
Q: コメントのループ機能はどのように動作しますか? A: チームメンバーが成果物に残したコメントは、MCPを通じてAIエージェントにフィードバックされます。エージェントはそのコメントを読み取り、コードを修正して再デプロイすることで、URLを変えずに内容をアップデートできます。
Q: 無料プランでどこまでできますか? A: 無料プランでは、最大10個の保護された(Gated)アーティファクトを公開できます。また、公開設定(Public)のアーティファクトは無制限に作成可能です。SSO機能が必要な場合はProプランをご検討ください。
"AIエージェントが生成する成果物は、スクリーンショットで終わらせるにはあまりにも高品質です。display.devで、その価値を最大限に引き出しましょう。"








