Runtime
チーム専用のAIエージェント実行環境「Runtime」:安全なサンドボックスで開発を加速
Runtimeは、Y Combinator出身のAIエージェント用実行プラットフォームです。安全なサンドボックス、詳細なガバナンス、多様なツール統合を提供し、エンジニアリングからマーケティングまで、あらゆるチームが独自のコーディングエージェントを運用できるようにします。インフラ構築の手間を省き、SlackやGitHubから直接呼び出し可能です。コスト管理やセキュリティ機能も完備しています。
2026-05-22
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Runtime 製品情報
Runtime - チームの全AIエージェントのための強力な実行環境
Runtime(P26)は、Y Combinatorの支援を受ける革新的なプラットフォームであり、チームが利用するすべてのAIエージェントに最適な実行環境(ランタイム)を提供します。企業のコンテキスト、ツール統合、および高度なガードレールを備えたサンドボックス環境により、AIエージェントの安全な運用を実現します。
Runtimeとは何か
Runtimeは、AIエージェントが動作するための専用インフラストラクチャです。通常、自社で安全なエージェント実行環境を構築するには約9ヶ月もの開発期間を要しますが、Runtimeを導入することでそのプロセスをスキップできます。サンドボックス化されたコンピューティング、オーケストレーション、ガードレール、オブザーバビリティ、および多数の統合機能が最初から備わっており、すぐにチームの業務にAIエージェントを組み込むことが可能です。
Runtimeの主な機能
Runtimeは、現代のチームが必要とするエージェント運用のためのあらゆるレイヤーを提供します。
1. サンドボックス化されたコンピューティング
すべてのセッションは、数秒で起動する事前準備済み(Pre-warmed)のサンドボックス環境で実行されます。これにより、各セッションが独立した安全な環境でコードの作成やツール実行を行うことができます。
2. 多様なコーディングエージェントとの互換性
Runtimeは、業界で広く利用されている以下のエージェントとシームレスに動作します:
- Claude Code
- Cursor
- Codex
- Copilot
- Gemini CLI
- Devin / OpenCode
3. 強力な統合と拡張性
Runtimeは、チームが日常的に使用するツールやサービスと即座に接続できます。
- インフラ/ツール: Datadog, Salesforce, Stripe, NetSuiteなど
- パッケージ管理: mise, npm, brew, GitHub経由で任意のCLI、API、MCPサーバーをインストール可能
- 独自スキル: カスタム命令やスキルをレイヤー化し、チーム独自の要件に合わせたエージェントを構築できます。
4. ミッションコントロールとガバナンス
単一のダッシュボードからすべてのエージェントを監視、管理、デプロイできます。
- ライブ可視性: ツール呼び出し、思考の連鎖(Chain of Thought)、ファイル変更をリアルタイムで追跡。
- コスト管理: エージェントごと、ユーザーごと、チームごとの支出を追跡し、制限を設定可能。
- ガードレール: 承認ゲート、許可リスト、ファイルルールを適用し、ポリシーに基づいた安全な運用を担保します。
Runtimeの導入と使用方法
Runtimeは、ブラウザ、ターミナル、またはAPIを通じて、チームのワークフローに合わせた方法で導入できます。
環境のセットアップ
- ツールのインストール:
mise、npm、brew、またはGitHubからRuntimeをインストールします。 - 環境の接続: モノレポからマイクロサービスまで、社内のあらゆる環境を接続します。リポジトリ(例:
acme-org/monorepo)をクローンし、必要なツールチェーンをセットアップします。 - スナップショット: 設定を一度スナップショットすれば、以降のすべてのセッションが数秒で起動します。
エージェントの呼び出し
エージェントは、Slack、Linear、GitHub、Jiraなど、チームが既に働いている場所からタグ付けするだけで呼び出すことができます。例えば、Slackで「@runtime ログインタイムアウトのバグを修正して」と指示するだけで、エージェントがバックグラウンドで調査を開始し、完了後に自動で停止します。
Runtimeの活用シーン (Use Case)
Runtimeを活用することで、あらゆる部門が独自のコーディングエージェントを持つことができます。
- エンジニアリング: バックログの解消、バグ修正、APIドキュメントの更新などを自動化し、エンジニアが本来の創造的なタスクに集中できる環境を作ります。
- プロダクト: PRD(製品要求仕様書)から直接プロトタイプを作成。クリーンなプルリクエスト(PR)を作成してエンジニアリングチームへ渡すことができます。
- デザイン: 本番環境に近いページでの迅速な反復試作を行い、チケットを発行することなく変更を提案できます。
- マーケティング: Slack上で動作するオンデマンドの「グロースエンジニア」として活用。データ抽出や施策の実装をサポートします。
- 財務・人事: プライベートな財務エージェントを構築。HRISや給与システムと連携し、データ照合や質問への回答を数秒で行います。
セルフホストとオープンソース
Runtimeは柔軟な展開が可能です。独自のクラウド環境やインフラにデプロイできるセルフホストをサポートしており、モデルやシークレットを完全にコントロールできます。また、MIT、Apache 2.0、AGPL v3などのライセンスでコンポーネントが提供されており、GitHub上でコミュニティによる貢献も受け付けています。
FAQ
Q: Runtimeは誰のためのものですか? A: エンジニアリングチームだけでなく、プロダクト、デザイン、マーケティング、サポート、財務など、AIを活用して業務を加速させたいすべてのチームのために設計されています。
Q: Slack内でエージェントはどのように動作しますか?常にタグ付けが必要ですか? A: エージェントを特定のタスクに参加させるには、通常タグ付け(@runtime)を行います。エージェントはスレッド内で調査、PR作成、返信の下書きなどを自律的に実行します。
Q: どのような統合機能が標準で備わっていますか? A: Slack、Linear、GitHub、Jiraなどのコラボレーションツールに加え、Datadog、Salesforce、Stripeなどの主要な業務アプリとの統合が可能です。また、独自のMCPサーバーを追加することもできます。
Q: エージェントが本番環境の生データに触れることはありますか? A: アクセス権限やガードレール、ポリシー設定により厳格に制御されます。サンドボックス環境で動作するため、定義されたルール以外のデータ接触を防ぐことができます。
Q: Runtimeを自社サーバーでホストすることは可能ですか? A: はい、Runtimeはセルフホストに対応しており、自社インフラ上でフルコントロールを維持しながら運用することが可能です。








